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No.17
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CKGマンスリーコラム No.17 |
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生産スケジューラソフトの動向
(有)シグマアイ・コンサルティング
1.
スケジューラの基本的な課題 製造業におけるスケジューラの基本的な課題は、材料供給納期のような制約条件を考慮し、工程の有限能力の中で各工程における段取り時間と正味加工時間を指定された工程順に割り付け、顧客要求(納期)や工場に於ける効率(段取り時間の最小化、仕掛在庫の最小化等々)を最適化することである。 1) Dr.ガントによる工程またはジョブと時間軸の2次元チャート(資源ガントチャート/ジョブ・ガントチャート) 2)タイムバケットの概念と標準リードタイムによるジョブショップ・スケジューリング(山積み/山崩し)はMRPとして発展 3) 複数のアクティビイから構成されるプロジェクト管理手法としてのネットワーク手法はPERT/CPMとして発展 いずれにおいても、最適化あるいはスケジュールの更新において多くの労力を必要とするためにコンピュータの登場とその活用が必要となった。
2.
スケジューラの発展段階 MRPはCPUの高速化/メインメモリの高容量により、今では昔話となった一昼夜の計算も必要がなくなり実用的な領域に入った。ネットワーク手法は、従来からもコンピュータの活用によりプロジェクト管理の手法として発展している。意外なことに、ガントチャートの手法は個別受注生産の分野で広く普及しながら、実時間とマルチジョブによるスケジューリングは、ユーザーからの要求がバラエティに富んでいたために、また、最適化の要求が強かった為に発展が遅れた。このような状況下において、新しい概念が誕生した。それはSCM(Supply Chain Management)であり、単に個別企業の最適化を狙うのではなく、鎖につながれた企業群の最適化を狙う概念であった。SCMソフトパッケージのエンジンには、高速スケジューラが必須となった。これは前述のCPUの高速化/メインメモリの高容量により技術的には可能となった。 このためには、従来からのスケジューラーに要求された機能
1)
すでに受注したジョブについて、納期を厳守する中で製造効率を最適化する(効率の最適化) に加えて、次のような機能が要求され、また、スケジューラが主役となる概念も誕生した。
2)標準品/個別発注品を問わず、今発注したら何時納入されるか?(正確な納期回答あるいは、ある状況下におけるシミュレーション(引合))
3)スケジューラの主体的な使用方法(APS:Advanced
Planning
&
Scheduling)
(従来)MRP → スケジューラ(実行指示)、スケジューラ→MRP(部品・材料の手配変更) (APS:)スケジューラにより作業指示、部品・材料の手配完了 3. 生産スケジューラソフトの動向 MRPソフトで好評を得たTPiCS研究所が提携した生産スケジューラソフトのメーカーも発展してきた。 1)アスプローバ株式会社(ASPROVA APS Ver.6.0)19994年以来、国内1043本、海外188本(2008年5月現在)の実績を誇る。市場シェアは約50%ではないかと言われている。 2) JTエンジニアリング(株)(JOY Scheduler Vol.18)TOCにも対応し、最適化計画も標準装備。工程監視ソフトは業界ナンバーワン(市場シェア50%) スケジューラーソフトは350本(2008年2月現在)
3)株式会社フレクシェ(FLEXSCHE GP 8.0)
4)東洋エンジニアリング(株)(孔明7 Ver.2) 以上 |
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