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マネジメントシステム審査の最近の動向
堀籠 利典
hori.qm@topaz.ocn.ne.jp
1.マネジメントシステム審査に関する新規格の制定
2007年に「適合性評価−マネジメントシステムの審査及び認証を行う機関に対する要求事項(JIS Q
17021:2007 2007.7.20)」及び「マネジメントシステムに関する認証審査のあり方(2007.4.13 JAB発行)」が制定・通達された
これに伴ってISO関係の審査の仕方に少なからぬ変化が出てくるものと考えられる。
2.ISO17021:2006(JISQ17021:2007)の特徴
認証の最終目標はすべての関係者にマネジメントシステムが規定要求事項を満たしているという信頼感を与えることである。信頼を与えるための原則は、公平性、力量、責任、透明性、機密保持、苦情への適切な対応が必要であるとしている。また、2段階審査実施、8年間の安定したサービス提供機関に対する再認証・サーベイランスの間隔の調整及び認定周期の延長、一時停止の公表、認証機関に対するマネジメントシステムの要求、報告書形態の変更等の要求がある。
3.JAB通達の「マネジメントシステムに係る認証審査のあり方」の概要
(1)組織のマネジメントシステム(MS)の考え方
本来、組織のマネジメントシステムは、組織のビジネス及び組織が社会の一員として行う付帯業務をマネージするただ一つのシステムであり、QMS、EMS、IMSなどのMSを規格の要求事項や認証審査対応の視点のみで捉えると本来の姿を見失う事になる。どのMSも組織のビジネスの流れに沿って見ていくと「部分最適」から「全体最適」と進展して、ビジネスにおける迅速、多角的な経営判断と効果的な運営が可能になるとしている。
(2)組織の認証審査のあり方
@ビジネス全体の視点からの審査
ビジネス全体のニーズ(要求事項)とMS規格の要求事項のつながりをプロセスアプローチ的に審査することが重要である。
Aマネジメントステムの有効性の審査
MSとして有効に機能しているかは、所定の(期待する)目標に向かって、そのシステムのパーフォーマンス(アウトプット、指標又は結果)が向上しているかどうかで判断する必要がある。
以上
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