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CKGマンスリーコラム No.12

 

 

リスクマネジメントと統合ISO

堀籠 利典
hori.qm@topaz.ocn.ne.jp

1.最近の事故事例とリスク管理上の問題点
  タイヤ工場の火災(現場管理上のノウハウ伝承)、ガス給湯器によるガス中毒(顧客からの初期情報の管理)、プールでの女児死亡(管理項目の網羅性)、シュレッダーでの指切断(リスク抽出の徹底度)等を取り上げ、経営管理にどう盛り込むかを考える。

2.マネジメントシステムの考え方
 マネジメントコンセプトとして下記をイメージした。
 インプット:顧客要求事項の把握、
 企業活動:ベンチマーキング、目標の設定、製品・サービスの製造、
        プロセスの管理
 アウトプット:製品・サービスの提供
 ゴール:企業業績の向上、従業員満足の確保、地域社会への貢献、
      地球環境保全
 経営管理は、規格による管理、改善、新製品開発(イノベーション)が3本柱

3.管理の重点指向
  @重要事項は方針管理で安定事項は日常管理でPDCAを廻し、改善を推進
 A問題意識を有する人材の育成  QCマインド、QC手法の活用  
 B問題解決の推進
  原因の追求と原因の除去    
  発生原因は固有技術の問題、流出原因は管理技術の問題であり、技術力は
  会社の実力である  技術力アップは経営者の責任

4.解決された事項の(管理)システム化
  @基本的なシステムとは、PDCAの廻るシステム
   ISO9001、ISO14001等の活用を
  A過去の事故事例の管理システムへの反映

5.ISO9001、ISO14001の活用
 ・ISO9001:2000 ねらい:顧客要求事項を満たした製品の提供
            ポイント:方針展開、人材育成、継続的改善
 ・ISO14001:2004 ねらい:健全な環境パフォーマンスの確保
            ポイント:方針展開、資源の提供、マネジメントレビュー

6.経営者としてやるべき事
 @自律性のある、製品・サービスの質のためのマネジメントシステムの構築
 A方針管理の推進とマネジメントレビューの確実な実施
 B業務改善の推進  業務フローの再構築と改善提案の積極的な採用
 C異常時の正常復帰及び再発防止対応完了の確認

 

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