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「森林認証制度について」
FM(森林管理)認証とCOC認証

イー・エム・シー高寺
高寺 勝夫
takatera@mug.biglobe.ne.jp
http://www.sindan-k.com/takatera/
左上にあるロゴマークは最近のカタログ(NEC:PC、FUJITSU:携帯電話、SHARP:液晶テレビ)等で消費者の目に触れるようになった。
「この名詞は100%再生紙です」と環境配慮をアピールしていますが、FSC認証紙は行政のグリーン購入対照にも加えられています。
〔FSC:Forest
Stewardship Council: 森林管理協議会〕
1.森林認証制度とは
「持続可能な森林経営の基準」にしたがって森林経営が行われていることを、第三者機関が評価・認証する制度です。
2.FSCの森林認証にはFM認証とCOC認証があり
(1)FM(Forest Management:森林管理)認証は
生態的、経済的、社会的側面などを包括的に評価する、「森林管理のためのFSCの10原則と基準」及び、原則を元に作成される、地域に適した森林管理基準に基づいて、適切に管理されている森林を認証します。
(2)COC(Chain-Of-Custody:加工流通過程の管理)認証は
製品の製造、加工、流通の全ての過程において、認証材が適切に使用されている管理がされていることの認証です。
例
: 森林→製紙会社→販売会社→印刷会社→消費者
青字:認証取得者
3.FSCロゴマーク
(1)認証された森林から収穫された木材や木材製品には、FSCのロゴマークが付けられます。
(2)消費者はこのマークを通じ、木材・木材製品が、経済・社会・環境面で、国際的に合意された原則と規準に従って管理されている、森林から生産されたものであることを確認できます。
(3)認証された製品が市場に増え、購入が進むことによって、適切に管理される森林が守られ、森林の破壊や劣化を招くことなく、木材消費が進むというシステムです。
4.世界と日本の認証件数
(1)森林管理認証は
世界77カ国、883カ所、認証面積90,710,640ha。日本は23カ所、認証面積277,320ha。
(2)COC認証は
全世界で7,249件。日本は580件。国別では、アメリカ、イギリスについで日本は3番目。アジアでは中国(375件)、ヴェトナム(142件)が続いています。
日本の業種別取得件数は印刷、流通、木材加工、製材の順で、印刷業がずば抜けています。
日本の森林率(森林/陸地面積)は66.5%もある(世界全体で25%、中南米47%、旧ソ連37%)のに世界一の木材輸入国です。森林はCO2排出問題のみでなく、水源の涵養、漁業にも影響する等重要な役割を果たしてます。
今後は、FSCマークにも興味を持って活用を図って頂きたく思います。
以上
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