|
リスクマネジメントと統合ISO
堀籠 利典
hori.qm@topaz.ocn.ne.jp
1.最近の事故事例とリスク管理上の問題点
タイヤ工場の火災(現場管理上のノウハウ伝承)、ガス給湯器によるガス中毒(顧客からの初期情報の管理)、プールでの女児死亡(管理項目の網羅性)、シュレッダーでの指切断(リスク抽出の徹底度)等を取り上げ、経営管理にどう盛り込むかを考える。
2.マネジメントシステムの考え方
マネジメントコンセプトとして下記をイメージした。
インプット:顧客要求事項の把握、
企業活動:ベンチマーキング、目標の設定、製品・サービスの製造、
プロセスの管理
アウトプット:製品・サービスの提供
ゴール:企業業績の向上、従業員満足の確保、地域社会への貢献、
地球環境保全
経営管理は、規格による管理、改善、新製品開発(イノベーション)が3本柱
3.管理の重点指向
@重要事項は方針管理で安定事項は日常管理でPDCAを廻し、改善を推進
A問題意識を有する人材の育成 QCマインド、QC手法の活用
B問題解決の推進
原因の追求と原因の除去
発生原因は固有技術の問題、流出原因は管理技術の問題であり、技術力は
会社の実力である 技術力アップは経営者の責任
4.解決された事項の(管理)システム化
@基本的なシステムとは、PDCAの廻るシステム
ISO9001、ISO14001等の活用を
A過去の事故事例の管理システムへの反映
5.ISO9001、ISO14001の活用
・ISO9001:2000 ねらい:顧客要求事項を満たした製品の提供
ポイント:方針展開、人材育成、継続的改善
・ISO14001:2004 ねらい:健全な環境パフォーマンスの確保
ポイント:方針展開、資源の提供、マネジメントレビュー
6.経営者としてやるべき事
@自律性のある、製品・サービスの質のためのマネジメントシステムの構築
A方針管理の推進とマネジメントレビューの確実な実施
B業務改善の推進 業務フローの再構築と改善提案の積極的な採用
C異常時の正常復帰及び再発防止対応完了の確認
[このページのトップへ戻る]
|